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Posted by naturum at

2015年02月03日

読み聞かせボランティア 第5回

読み聞かせボランティア第5回、
私が担当した、2学期最後の読み聞かせでした。




赤い灯台
大西伝一郎 作
赤坂三好 絵


いわゆる地元ネタです。
現在は今治・唐子浜海水浴場に立っている、古い赤い灯台の
歴史を物語にしたものです。
本来は、複雑な海流で船旅の難所と言われる
来島海峡でみんなの役にたってきた灯台なんです。
100年以上も昔に、どうして、どういう思いで
この灯台が建てられたのか。
どんな苦労があったのか、
どんな風に来島海峡の海の安全を見守ってきたのか。
そして今治の人たちにとってこの赤い灯台は、なんなのか。

身近な建物の話題だけに、子供たちはとっても
よく聞き入ってくれました。
時代は流れ、大きな船で航海し、
橋も付き、とても快適になった来島海峡の旅も
昔の人にとっては・・・
そんな思いを馳せながら来島海峡を見つめ、
しまなみでキャンプするのも、良さそうです。
ダイナミックで色使いの綺麗な挿絵(挿し絵ってサイズじゃないですが)
これもとっても素敵な本です。
  


Posted by まりね at 00:04読み聞かせ

2015年02月02日

読み聞かせボランティア 第4回

うっかりUPするのを忘れてました

読み聞かせボランティア、2学期のことです。


雪むかえの村雪むかえの村
作:竹内 もと代 / 絵:西村 繁男出版社:アリス館絵本ナビ




主人公の女の子が、都会からとある村に引っ越してきて
初めて迎える冬。
未だ馴染めないこの村の人たちは初冬になると
雪を迎えるお祭りをします。

その様子を描いた日本の景色、ほのぼのした絵が
すばらしいです。
雪を迎える唄、「ながくる おうゆき こうこう」
という歌をどうリズミカルに読もうか
少し考えましたが
「汝が来る 逢う雪 来う来う」
一番最後に書いてあるこの漢字でどう唱えているか、意味がわかります。
これが、いいんです。
最初なんだろう?と思って唱える、そして意味が分かる。
これって、童謡を子供が覚えてきて、年を重ねるごとに、その歌の意味がわかってくるのと
ちょっと似ています。「あ、こういう意味か!」って自分でわかる、みたいな。
こういう音遊びってどこの国の子供もやってるんでしょうけど、
日本の童謡の音遊びって独特なんじゃないかとわたしは思っていまして、
それを大事にしたお話の構成が、好きでした。
そんな風に、雪が降るのを慈しむ。
日本は四季があって、その移ろいが美しい国なのよ。
いいよねえ、と思わせてくれます。

なのに、私の腕か、
残念だったのはちょっと子供受けがイマイチでして。
少し読む時期が早かったようです。
12月頃に読むのが、ベストな本です。
   


Posted by まりね at 23:43読み聞かせ

2014年10月22日

読み聞かせボランティア 第3回

2学期の読み聞かせボランティアの当番が回ってきました。
今回は3年生への読み聞かせです。


こうしてぼくは海賊になったこうしてぼくは海賊になった
作:メリンダ・ロング / 絵:デイビッド・シャノン / 訳:小川 仁央出版社:評論社絵本ナビ


ちょっと楽しい本を読もうかとチョイスしてきました。
普通の日常を送っている少年のところに、
海賊が迷ってきます。

さて、海賊の日常はいかがなものか??



なんといってもダイナミックな絵に惹かれます。

そして「あいあいさー!」って感じの海賊の手下の合いの手。
この合いの手が手書きで大きく書かれているのです。
その一言、一言、自由な海賊らしい言葉で
子供たちが楽しい、野蛮な言葉。
乱暴なしぐさ。
日々の決まりを守らないことって、子供にとっては
窮屈じゃなくて、自由で、楽しいもんなのでしょう。

でもやっぱり…

日々送っている当たり前の生活がとても大切なことだと
子供たちに気づかせてくれる一冊です。
お話の内容も3年生くらいにちょうどいいと思います。
10分程度で読めました。

ちょっとオチが弱いかな。

でも授業前の気分転換にいい一冊でした。  


Posted by まりね at 21:27読み聞かせ

2014年07月03日

読み聞かせボランティア 第二回

第二回の読み聞かせ。
今学期は私は小学校3、4年の担当です。

もともとはほかの本を読むつもりだったのですが
この時期にタイムリーな、気になる本が一冊ありました。

図書館の貸し出し状況をチェックしてたら、前日書架に帰ってきたのを確認。
あわてて借りに行きました。

それがこの本、


地球をほる地球をほる
川端 誠 作
絵本ナビ




本の内容はググってください(笑)
ググれるものは書き写さない、それが私のグログのおきてです(爆)


この本がタイムリーな理由は二つありました。

1、現在日本の裏側、ブラジルでサッカーW杯をやっていることで
  地球の裏への思いをはせやすいのではないかということ。

2、小学校にアメリカからの小学生が2名体験留学に来ていて読み聞かせに参加すること。 

さて、勢いで借りてきたものの、一夜漬けで大丈夫か?


メリット。
とても読みやすい本でした。
絵本は、結構ひらがな表記が多いのですが
この本は漢字にふり仮名が振ってある文章なので
大人が楽に見通して読める本です。
これからの時期、夏休みに子どもが地面を掘って
地球の中からアメリカに行ってやるっていうつかみも
子どもたちにとって興味深いものだったと思います。

子供たちが穴を掘り続けてアメリカに着くと
英語表記になります。
和訳が下に書いています。
そこで、アメリカから来ている子たちに
英語の部分を読んでもらい、私が後から和訳を読みました。
日本の子も、アメリカの子も、楽しんでもらえたかな?と思っています。


デメリット(というほどではないのですが)
しかし、内容としては中学年の子にしては
あっさりしすぎかな?
と思いました。
絵と状況を楽しむのがこの絵本の主体だと思います。
なので、低学年の子もしくは就学前の子向きかもしれません。
英会話を習っている子には「僕の知らない単語が出てきた」
などど、興味深いようでした。

15分という読み聞かせの時間の中では少し短いお話です。
今回は留学生と英文と和訳を交互に読み、少し時間を稼ぎましたが
ほかの話と二本立てにしたほうがいいかもです。


楽しい本でした。
この本が子供たちの新たな興味の扉となりますよう。
  


Posted by まりね at 22:20読み聞かせ

2014年06月15日

読み聞かせボランティア 第一回

今回はアウトドアネタでないんです。
ちょっと備忘録に。
新たなカテゴリーを作ることにしました。

「読み聞かせ」という観点からの本に対する見方を書いていきたいと思います。




今年度から小学校で「読み聞かせボランティア」なるものを
始めることにしましたニコッ

今回私が担当したのは3.4年生
長女のいるところで、
朝の会の後の15分間、読み聞かせを行いました。

1回目は

「どうぶつさいばん ライオンのしごと」
 竹田津 実 著
 あべ 弘士 絵


という絵本を読みました。

ほかの方がもうあらすじやら、感想やら結構UPしてますので
ググってもらってそちらを参考にしていただくとして(笑)
私なりのこの本に対する思いを書きたいと思います。

読み聞かせをする上でこの本のメリットとして

よく、「弱肉強食」をテーマに…と書かれている方が多いのですが
どちらかというと
「生態系ピラミッド」を子供たちに
わかりやすく説明できる本だと思います。


ライオンが実際選り好んでしているわけではないけれど
自然の摂理としてライオンがやっていること、
結果サバンナの動物たちの生態系をささえているんだっていう、
それが作者の書きたいところだったんじゃないかと思います。

この本を読んで食べた動物(ライオン)憎し、食べられた動物(ヌー)かわいそう
から始まりさまざまなライオンほか動物の立場を書いて議論を持ち込ませ
終わるのではなく、しっかり結論をだして
「そういうものなんだよ自然界は」という結果にもっていったこと
作者の獣医師さん、素晴らしいなと思いました。
読み聞かせの本としては結論を出した本でよかったなと思います。
道徳の授業ではないので・・・

でも、あとで長女に聞くと
この話は結構友達間で物議を醸し出したそうなんですが(笑)


デメリットとしては

日本の子が聞きなれないよう
たくさんの動物の種類が出てくるので
読んでいて動物の名詞が
一回聞いただけではわかりにくいのかな
、と思います。

それゆえ、読みづらい、というのがあります。
実際、私も動物の名前で噛みました(^_^;)

ライオン
マラブー
ハイラックス
オオミミギツネ
ヌー
ゾウ
シマウマ
ハイエナ

えーっと、えっと、もっといたはずなんですが。
なのでカタカナの名前はよく事前に発音しておくことを
お勧めします。



いい本でした。
この本が子供たちの新たな興味の扉となりますよう。















  


Posted by まりね at 22:56読み聞かせ