紅葉と想い出の石鎚へ

まりね

2014年10月28日 00:15

先週末の愛媛はお天気も気候も良かったです。
11月最初の連休は久しぶりのキャンプだし、
先週までお祭りやバドミントンの試合やら、
行事もたくさんあったので、この週末はおとなしくしようと思ってた
土曜の夜のこと。

おもむろに父ちゃんが
「ロープウェーに乗りたい」

…はあ?
「御荘まで行ったら乗れるのか?」
御荘ですか?そんなとこまで行かなくても、
西条市民なんだから、石鎚のロープウェーがあるでしょうよ。

「そうか!石鎚のロープウェーがあったか!よし、明日みんなで登ろう!」
え?明日?
「紅葉がきれいやろうよ」
うん。ほかのブロガーさんのできれいな紅葉みたわ。
「じゃ、明日早起きしたら石鎚に出発だ!」

…悪くない。

そういったわけで、朝8時40分。
自宅を出発。

10時下谷駅発ロープウェーに乗ります。
子供たちも初ロープウェーにわくわく。




すんごい急斜面を登るねえ。










ロープウェーを降りるとアメダス発見。
これか~、ニュースで見る「石鎚山総雨量300ミリの雨」とか量っているのは。




成就社を目指すルートは紅葉真っ盛りです。





成就社でお詣りをしてから表参道の登山道へ。





成就から1キロの間は下りが続きます。
次女が「なんで山に登っているのに下っているの?」と言ってました。
池上さんがこの場にいたら「いい質問ですね!」と言ってくれるに違いないが
高い山の登山とはそんなもの。アップダウンを繰り返して頂上に行くもんだ。







しばらく進むと遥拝の鳥居が。





頂上行けるかな?
我が家はここでお詣りしといた方が(^_^;)







登山道の一番低い地点、八丁です。
ここからはかなりきつい登りが続きます。




これが下りの時に撮った写真なんですが
この階段状の登りがずう~っと1~1・5キロくらい(アバウトですみません)
続くのです。
正直景色を楽しむ余裕が私には…。

11時を過ぎると下山してきた方々とすれ違います。
「こんにちは」「頑張って」の声に励まされ
這う這うの体で登ります。
私、息が上がって情けない顔をしてたんでしょう。
父ちゃんが笑いながら
「そうか、母ちゃんは四十の山を登っているんだな」としたり顔

本来石鎚登山道ですれ違う際はのぼる人には「おのぼりさん」
下山してる人には「おくだりさん」という挨拶をするのですが
いろんなところから来てるからでしょうね
「おのぼりさん」というお言葉を頂いたのはお二人の方だけで
他の方はみんな「こんにちは」でした。




散々まるで階段を上るような登山道を登り切ったころ
少し下りが。
夜明かし峠です。


両脇には笹が広がってます。

ここまで来てあいまいだった私の子どものころの記憶がよみがえります。

中学の時、西条自然の家に2泊3日という行事がありまして
中日に例年石鎚登山をしていたのですが
私たちが行った年は早い時期から寒かったらしく
登頂は無理だということで、何処かで引き返したのですが…

ここだ。夜明かし峠までは登って、あとはあきらめたんだったんだ。
鎖は見なかったけど、この笹原は覚えていました。


この日はもうちょっと先に進み




「もう疲れたよ~帰りたい~」とぐずぐず言ってる次女は鎖マニア(?)
鎖を登らずにいられない。








二の鎖元、表参道ルートと土小屋ルートの合流点で13時。
この時間になったら頂上まで登れなくても引き返そうと
決めてました。










お疲れ様。
よく歩いたね。
体力のついてきた長女はともかく、
次女がここまで頑張れることを、お母さんは知らなかったよ。




ガスってきた天狗岳、今度は登るよ。
もう少し日の長い時期に1時間早く起きて。








二の鎖元から望む夜明かし峠。





2時間かけて成就社まで帰ると雨が。
幸い通り雨で、ロープウェー乗り場までそんなに降られずに済みました。

きれいな紅葉に出会えてよかった。
家の中は片付かなかったけど、行ってよかったなと思える一日になりました。








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